2008年09月11日

建て方4 肘木の架構

肘木の架構

一般に、1階に8畳間を設ける場合は、部屋中央の2階床梁の高さは尺(30cm)以上はほしいところです。その間隔が3尺と細かければ8寸、あるいは7寸などと小さくすることができますが、5寸角材だけで2間(3.636m)の梁間はたわみを考えると相当に厳しい。このため、支点間距離を縮める工夫が必要でした。ここでは肘木の架構で答えを出しました。

肘木の架構
肘木の架構
肘木の架構

その見あげた天井は3尺間隔で床梁を配し、この家の最も特徴ある架構を作ることになりました。
床梁を外側から跳ね上げるようにベランダ側にも肘木を跳ねだし、ベランダの骨組みとしています。

当初、全てを5寸角ということで考えでしたが、2間飛ばしの床梁分に6寸角材が揃うということになり、安全側で考えて、床梁だけは一回り太い角材に変更しました。
結果として、肘木との幅が違ったことは意匠上もよくなっています。ここでは木をふんだんに使うことができたのが、この架構を可能にしています。他でもチャレンジするチャンスがあればよいのですが。

肘木の架構


posted by 太郎丸 at 11:25| 所沢の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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